安全性情報
口腔がんの病態と鑑別
リグロス®の有効成分であるヒト塩基性線維芽細胞増殖因子:bFGF、一般名:トラフェルミン(遺伝子組換え)には発がん性は認められていません1)。
しかしながら、投与部位およびその近傍に悪性腫瘍がある場合はその細胞を増殖させる可能性が否定できません2~4)。
そのため、リグロス®使用前に口腔内にそのような異常所見がないこと、また悪性腫瘍の既往歴がないことを十分に確認してください。少しでも疑われる所見がある場合はその治療を優先し、リグロス®を使用しないでください。
本サイトでは、歯周外科手術をされる先生方への参考として、「口腔がんの病態と鑑別」についてまとめております。参考になさってください。
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- 口腔がんの病態と鑑別
- 【監修】
独立行政法人国立病院機構 九州医療センター
口腔腫瘍・口腔ケアセンター 口腔腫瘍統括長
大関 悟 先生
1) 承認時評価資料(毒性試験)
2) 杉本 肇 他:Human Cell,9 (2),129~140(1996)
3) 角田 聡 他:Cancer Sci.,98 (4),541~548(2007)
4) Davis, M.M., et al.:Br. J. Cancer,86,123~129(2002)
適正使用のお願い
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- 適正使用のお願い
リグロス®歯科用液キット600μg、リグロス®歯科用液キット1200μgに係る
医薬品リスク管理計画書(RMP)の概要
下記のリンクよりPDFにてご覧いただけます。