調製方法
リグロス®の調製方法【動画:5分30秒】
リグロス®は、薬剤と溶解液がセットになったキット製剤です。
投与直前に行っていただく調製方法を動画にて解説します。
※本動画はe-learningにも掲載されています。
「禁忌を含む使用上の注意」等は電子化された
添付文書をご参照ください。
リグロス®の保存方法・調製方法
リグロス®は、薬剤と溶解液がセットになったキット製剤です。
冷蔵庫にて保存し、下記を参考に、投与直前に調製してください。
●保存方法
リグロス®は冷蔵保存が必要な製剤です。
2~8℃に設定した冷蔵庫で保存してください。
●調製方法
開封口よりシールをはがします。下図の部材が入っていることをご確認ください。
確認後、注意して全ての部材を清潔な場所に取り出してください。
- 注意して本体を手に取り、投与ホルダーをゆっくりまっすぐ最後まで押し込みます。
押し込んだ後は左図点線枠内の状態となり、薬剤と溶解液が両頭針で連結されます。
- ※注意:
- 投与ホルダーは押し込んだまま抜かないでください。
- 青色プランジャーロッドを止まるまで押し込みます。
溶解液全量が投与ホルダー側に移動します。
- 白色プランジャーロッドを投与ホルダーに挿入し(①)、軽く押しながら時計まわりに6~7回まわして取り付けます(②)。
- ※注意:
- まわし続けてもカチッと止まりませんが、
6~7回で装着は完了しています。
- 白色プランジャーロッドを止まるまでゆっくり押し込んだ後(①)、青色プランジャーロッドをゆっくり押し込みます(②)。この操作を交互に10回(5往復)繰り返します。
この操作により、薬剤が完全に溶解し、均一になります。
- ※注意:
- 気泡により薬剤が白く見えることがありますが、品質に影響はありません。
- 青色プランジャーロッドが止まるまで押し込まれていることを確認します(①)。
薬液全量が投与ホルダー側に移送された状態です。白色の投与ホルダーのつばを持ち(②)、連結ユニットからゆっくり引き抜いて(③)、いったん清潔な場所に置きます。
- 貼薬針の装着は投与直前に行ってください。
貼薬針の青いキャップをひねって(①)外します(②)。
投与ホルダーの先に貼薬針を挿入し(①)、時計まわりに止まるまで締め付けます(②)。
以上で調製は完了です。貼薬針の白いキャップは投与直前まで外さないでください。
粘性が高く、貼薬針が細いため、投与の際はしっかり押してください。
薬液が少なくなると固く感じることがあります。